「犬くーん!」
「んあ?なんらよ」
「私おなか痛いよ、アイタタタ!」
「じゃあ保健室行ってこいよ」
「ねえ、私の腹痛を治す方法って一つなんだよ。知りたくない?」
「べっつにぃー。の腹痛なんてオレに関係ねーもん」
「そんなこと言わずにきこうよ!ね!千種くんも、ね!」
「めんどい」
「しょーがねえぴょん。だいたい予想つくけどきいてやんよ」
「私ね、骸くんに逢えば治るんだよねー!!」
「・・・」
「やっぱり」
なによ2人して呆れた顔しちゃって!だって私骸くんに逢わないと禁断症状でお腹痛くなるんだよ。ま、うそだけど。
でもでも心が痛いよアイタタタ!せっかくこの前の席替えで大好きな骸くんの隣の席になれたっていうのになんで骸くんあんまり学校来ないの!?
おかげで私窓際の席だから隣だれもいないよ。ていうか今日で休むの4日目だ骸くん。まさかすごい重い病気で入院とかしてないよね・・?
「お願い!!骸くんに逢わせてよ!ほら私このままじゃお腹痛くて死んじゃうかもよ?アイタタタ!」
「めんど・・・犬、よろしく」
「ちょ・・!柿ピー!」
あーあ、千種くん行っちゃった。あとは犬くんに頼むしかないね。お願い犬くん!!骸くんに逢わせてー!
「・・あんな、・・実は骸さん、しばらくとは逢わないって言ってんらぴょん」
「・・!それどういうこと?」
え、なに、私もしかして骸くんに嫌われてるの?もしかして私の隣になったのが嫌で学校休んでるとか?・・でもでもこの前話したときはいつも通り、優しくてかっこいい骸くんで、特にそんな素振りは見なかったような・・あー、そっか。優しいから私のために気を遣って普通に接してくれてたんだ・・・
ごめん骸くん、私全然気付かなかった。
「どーゆーことって、骸さんは・・っておい待てよ!」
「私、もう全部わかったから。・・私、骸くんに嫌われてたんだね。
席ならほかの子と代わってもらうから心配しなくていいって骸くんに伝えておいてね。・・・じゃあ、やっぱり保健室行ってきます」
失恋だ。私、骸くんに迷惑かけてたなんて最低だな・・。大好きだったのに。やば、涙でてきた。早く保健室に行って休もう。
・・だれもいないといいな・・。
「待つんらってば!」
犬くんが私の腕を急にひっぱって、転びそうになったうえにこれじゃあ前に進めないし保健室にも行けない。はなして。
なにもききたくないの。
「は、・・なしてよっ・・」
「骸さんには口止めされてたけど、おまえが誤解してるからしょーがねーぴょん。
本当のこと教えてやんよ」
「本当のこと・・?」
誤解ってなに。あの話の流れからして私に誤解なんてないよ。・・直接犬くんからはなにも核心に触れた話はきいてなかったけど・・。
「そうら。骸さんがに逢いたくないわけはな・・」
犬くんはそう言ってすっと私の耳元に顔を寄せた。(内緒ばなしだ!)
「・・前歯が欠けたからかっこ悪くてには見せらんないって言ってたぴょん」
「前歯!?なんで・・?」
「骸さんってば寝ぼけて歩いてたらコードに引っ掛って顔面からずっこけたんら」
「む・・むくろくんがぁ!?」
「しー!オレからきいたって言うんじゃねーぴょん!わかったな?」
「うん・・」
「ってワケだから骸さんに逢うとかしばらく言うんじゃないぴょん。骸さんのプライドのためら!」
「わかった。前歯が治るまでガマンする!・・じゃあ私、骸くんに嫌われてないんだよね?」
「嫌いどころか骸さんはおまえのことす・・き、じゃないぴょん!!まちがえた!
今のナシ!オレなんも言ってないぴょんっ」
「え・・」
犬くんはいきなり真っ青になって、慌てて走っていっちゃった。なんだったのアレ。私ばっちりきいちゃったよ。骸くんが私のこと好き・・!
犬くん必死で隠してたけど、あんなに慌ててたからたぶん本当・・かな。(本当であって欲しい!)ああ骸くん、早く前歯なんて治しちゃって学校きてよ!
本当のことを骸くんからききたいの!
「私は大好きだよ、骸くんは?」
おまけ*会話のみ
「お久しぶりですね」
「骸くーん!!おはよう!あたし寂しかったんだよ、あ 歯はもう大丈夫?」
「… …犬からきいたんですか?」
「えっ・・あ!いや、なんもきいてないぴょん!」
「あれほどには言わないでくださいと頼んだのに…すこし懲らしめてやらないといけませんね。クフフ…」
「いや!いやいや!私なんもきいてないぴょん!・・あれ?(うつった!?)」
「まあ犬のことはあとでいいです。が僕の心配をしてくれていたことが嬉しいですからね」
「えへへ、あ、あのね骸くん!・・私は骸君が大好きです!・・骸くんはどうですか?」
「クフフ・・僕も大好きに決まってるじゃないですか。以外の女性は考えられません」
神様ありがとう!私幸せすぎてきっともう禁断症状でないよ!(最初からうそだけど)